時事関係

世襲の風潮は巻き戻せ

ソロ公務

異論は当然ですが、能力があれば血縁は関係なく登用されるべきところ、○○の子息子女、兄弟姉妹と誇張されたり、ゲタを履かせたりはすべきでなく、かかる本人も本意でないと思います。

相撲とか野球とか議員とか芸能とか

「カエルの子はカエル」という言葉がありますが、人間の子は人間に過ぎません。これらの世襲が当然だとの風潮は目に余り、やらせと考え白けます。余程努力しなければ、才覚ない子息子女が同等の実力や評価を得るのは難しく、周囲やマスコミのお膳立は迷惑、電波の無駄遣いです。

実質的な世襲制度を残すな

逆に、世襲を排除した人もいます。ホンダ創始者の本田宗一郎氏が代表的です。世襲したらメーカーとして革新せず没落、F-1再挑戦もなかったです。主は世襲する財も考えもありません。

議員は特に

「地盤、看板、鞄」の3バンのうち、鞄(以後「カバン」)が最も大きいです。カバン、はお金ですが、政治団体の資金相続にかかる税金はありません。看板は血縁に当たり、排除は不可能です。地盤は選挙区を指すもので、血縁者を継ぎ同じ選挙区から出馬することは禁じていません。

議員世襲で失うものとは

つまり、制度により担保される地盤とカバンに、何らかの制限を設けなければ、議員世襲が再生産され続けます。恥晒しの僻みや無能力大臣叩きより、構成員の多様な意見を反映できない損失の方がずっと大きいです。イギリスは血縁者を継ぎ同じ選挙区から出馬は禁止されています。

もう1つの「失った30年」

ルパンでも3世までかは研究者に委ねるとして、1世代=30年とすれば、「失った30年」は経済成長しないわが国の事象を言われますが、政治でも巻き戻せない危険域です、だめだこりゃ

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20年以上
長年携わっており、仕事の進め方も相当変化した一方、依然として変わらない実態もある、公務の来し方行く末を考えていきます。
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