雑学趣味

一気通貫でいこう

ソロ公務

何のこっちゃ、のお題ですが、麻雀(マージャン)の上がり役の名前です。⇒イッツウ

一気通貫は労多い

首尾一貫する、通しで学べる、などビジネスへの転用も多いようですが、もう少し掘り下げる方が味わい深いと考えました。

鳴き(1翻役)か門前(2翻役)か

他人の捨て牌を使って役を作ると1翻役、自分で役を作ると2翻役です。自前で1~9数牌揃えるとすれば価値ある一方、2翻役と単独では半端で満貫にならず、周囲に何だよと思われます。

自分をどのように貫くか

1翻役でひんしゅくを小さくゲームを進めるのはありでしょう。生意気でもなく、組織で生き残るのによい役です。タンヤオやピンフより価値あります。2翻役に挑むなら、ホンイツ(2~3翻役)やチンイツ(5~6翻役)と組み合わせ、満貫やハネ満に突き抜ける方が重宝されます。

リーチかダマ聴か

これまた重要テーマです(何だそりゃ)。あと一つで上がりを聴牌(テンパイ)といいますが、リーチして待つかリーチせず黙る(ダマ聴)か。リーチは1翻役増え、鳴くとリーチ不可です。

いくつか組合せを考える(昇順)

独断と偏見です。親か子か、ツモかロンか、ドラ、チンイツ、ピンフ、イーペイ等捨象します。

鳴きイッツウのみ(1翻役)

よく作ったねという感じです。

ダマ聴イッツウのみ(2翻役)

少し呆けて、何だと思います。

リーチ+イッツウ(3翻役)

ホンイツもしろよと思います。

(鳴き)ホンイツ+イッツウ(3翻役)

無理して上がる方が痛いです。

(ダマ聴)ホンイツ+イッツウ(5翻役=満貫)

やられた、さすがと思います。

リーチ+ホンイツ+イッツウ(6翻役=ハネ満)

本気であり、周囲も悪いです。

自分を貫くことの難しさ

一気通貫は労多くして、益少ない難しさがあります。特に2~3翻役について、上がった方は自賛しがちですが、周囲からは煙たがられます。自意識過剰やスタンドプレーと思われないよう、1翻ちょい役に留めるか満貫以上の本気を示すかの「一気通貫」は、人生においても重要です。

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20年以上
長年携わっており、仕事の進め方も相当変化した一方、依然として変わらない実態もある、公務の来し方行く末を考えていきます。
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