被災地職員を疲弊させるな
ソロ公務
ソロ公務
と改めて実感したため、考察してみました。
これはまあ、理解できます。下記に限りませんが、一般的な時期感です。
第1四半期4~6月、第2四半期7~9月、第3四半期10~12月、第4四半期1~3月で、予算部署は四半期当初に各部署に配付します。計画によって工事の時期は前年度に決まるのです。
発注部署は予算配付を受け、計画に基づき工事を設計し、起案(「起工」という)します。<また、前年度に完了した多くの工事契約支出を、4~5月の出納整理期間内に行っています>
起工された案件は、別となっている契約部署に回され、入札や見積合せをして工事業者が決まります。ここまで非常に多くの時間が割かれ、早い工事でも夏になることが多いです。
大規模な工事は、起工そのものにも時間を要するため、工事業者が決まっても、業者の側でも資機材や人足の調整後に着手することとなり、この時期に本格化することがあります。
大規模な工事が佳境を迎え、完了していく一方、緊急の工事も起工されるため、様々な発注者の工事が立て込み評判が悪いですね。前倒し可能や簡易の工事で、予算の無駄遣いは少ないです。
同じような場所を何度も工事するイメージはありますが、内容は表面の道路だけでなく、埋設の水道・下水道・電気・ガス・電話もあります。電気・ガス・電話は民間ということになります。
現在、実はここが最も大変と思われますが、工事を行うため、道路設置者(国・都道府県・市町村道)への道路占用許可、次いで道路管理者(警察)への道路使用許可を要します。道路設置者における工事調整により実質的に時期が決められ、施工者が異なって何回も掘返しに見えます。
工事は皆さん必要なため寛容になりましょう、ひどい工事は現場でなく責任者に言いましょう。